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代表取締役社長
山口 信二

代表取締役社長 山口 信二

 当社は洋菓子の製造・販売や喫茶・レストラン事業を展開し、永続的に社会に貢献できる企業であることを基本姿勢として努力を重ねてまいりました。お蔭様で、当社は今年で創立95年を迎えます。これもひとえに皆様方のお力添えと深く感謝いたしております。

 当社の経営理念『Be Prime,Be Sweet.』は、お客様の笑顔のために、安心・安全な品質、最高のおいしさ、最良のサービスを提供し、常に感動をお届けすることを約束したメッセージです。
 また、企業スローガン『こころつなぐ。笑顔かがやく。』は、スイーツを通して「こころ」と「こころ」をつなぐ架け橋となり、かがやく笑顔を広げたいという想いを表しています。

 スイーツには疲れた心を癒し、心を結び、感動や歓びを記憶に刻む力があります。そのようなスイーツで「お客様に笑顔をお届けしたい」、それこそがモロゾフの原点です。モロゾフのスイーツは、「わくわく、ドキドキする感動」を与えるものでありたいと思っております。そのために、新たな驚きを生み出す商品の開発、心を込めたサービスの提供に力を注ぎ、安心・安全かつおいしい商品をタイムリーに供給する効率的な生産・物流体制の構築に努めてまいります。

 当社グループを取り巻く経営環境は、依然として厳しい状況が続いております。売上面につきましては、少子高齢化による人口減少に加え、地方や郊外百貨店の店舗閉鎖、バレンタインや中元、歳暮といったギフト市場の縮小などが想定されます。損益面では、カカオをはじめとする原材料価格が高騰し、売上原価率は上昇を続けており、また倉庫や物流費用なども増加しております。一方で、物価上昇と実質賃金のマイナス傾向が続いており、価格改定や商品設計の見直しに対するお客様の反応は厳しくなっております。人材面につきましても、人件費の上昇や、中堅管理職層の不足、生産・販売現場での採用難などいくつかの課題を抱えております。

 これらの課題を踏まえ、2031年の創立100周年を見据え、中長期ビジョンとして「企業価値の向上」「ブランド価値の向上」「社会的価値の向上」を掲げ、2024年1月期よりスタートした中期経営計画「つなぐ ~next stage 2031~」を3段階のStepに分けて推進しております。

「Step1」(2024年1月期~2026年1月期)では「戦略基盤の確立」期間と位置づけ、焼菓子増産に向けた新船橋工場および西神第2工場などへの約83億円の大型設備投資の着工や物流体制の再構築など、「Step2」以降の成長に向けた土台を着実に築きました。「Step2」(2027年1月期~2029年1月期)では、「戦略実行の加速」をテーマに、利益回復基調へ変革し、事業成長と利益拡大を軌道に乗せることを目指します。最終段階である「Step3」(2030年1月期~2032年1月期)では、「戦略テーマの実現」を図り、成長・利益拡大を本格化させ、創立100周年の集大成として成果を結実させることを目標とします。

 このビジョンを達成するために、「焼菓子」を成長戦略の中心に据えたうえで、①新たなる「成長戦略」の実現、②コスト抑制とさらなる生産性向上、③人材確保と従業員満足度向上の3つの中長期戦略テーマの実行をさらに加速させます。

 神戸という生誕の地を根幹(ルーツ)としながら、これからも創立100周年に向けて一歩ずつ着実に事業領域を拡充させていきたいと考えております。
 今後とも一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2026年4月

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